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超音波検査

当院の超音波(エコー)は日立ALOKAのF35です。

 カラードップラーを有する高機能機種で、腹部、を初め胸部(乳房、胸水の確認)、頚部(甲状腺、頚部リンパ節など)、皮下組織など広い範囲の画像検索が可能です。
腹部US(超音波検査)の場合には肝、胆道系、膵、脾、腎、膀胱、前立腺、婦人科臓器、大動脈、大静脈、腹水など広い範囲の臓器や状態の確認が可能です。しかし超音波検査にはガスや脂肪組織の中やガスの背側が見えにくい特性があります。したがって胃、十二指腸、大腸などの中や背側に隠れる臓器が確認が死角となりやすい検査ではあります。また画像描出技術に差がでるとされる検査機器でもあります。

 乳房USは皮下用のプローブを用います。乳癌検診に有効です。マンモグラフィーは日本人女性では4~5割がdense breastと白く描出される状態となり、乳癌の確認が困難となりますが、その様な症例も含めて超音波検査検査が有効とされております。乳腺はまだらな慢性乳腺症となっている方が多く、小さな腫瘍は見逃される可能性はあります。小さな乳房腫瘍を確認するためには毎月の自己乳棒検診と毎年の乳棒検診行なって頂く事をお勧めしております。

 当院では経験豊富な院長および経験豊富な技師により超音波検査をご案内させて頂いております。迅速かつ簡便な画像検査で有り、まず最初に行なうべき画像検査の一つといえます。腹部USの場合基本的には食事をしていない空腹時が胆嚢の収縮が少なく、消化管のガスが少ないため推奨されます。検査は予約無しでも可能ですが、希望の患者様は食事をしない状態でご来院いただきます様お願い申しあげます。

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